高齢者のみまもりについてお勉強しました


私たちの団地の中でも、高齢者の一人暮らし世帯が増えています。
一人暮らしの高齢者にとっては、日々の生活における健康面や生活面での不安を感じることも多々あると思われます。そんな不安を感じるのは、当事者である高齢者だけでなく遠く離れたところで生活している子どもや親族らにとっても同様でしょう。
一人暮らしの高齢者が、誰に気づかれる事もなく一人亡くなっていたというニュースを聞くたびに、誰かが気づいてあげることができれば・・と思うばかりです。

わたしたち地域に住むもの同士が支えあうことで、そんな不安を少しでも解消できるような仕組みが作れないものかと考えている中で、たまたまALSOKの“みまもりサポート”というサービスがあることを知りました。一度お呼びしてお話を聞こうということになり、11月30日、雀の学校で説明会を開催しました。
みんなで10名ほど集まりました。

ALSOKのサービスでは、次のようなみまもりをしてもらえることがわかりました。

1.緊急時に助けを呼びたい時
 家の中で急に具合が悪くなって助けを呼びたい時、宅内装置の緊急ボタンを押すことで、ALSOKの警備員が直ちに駆けつけてくれる。
2.体調に関し何か急に不安になった時
 緊急ではないが、いつもと違って具合が悪くなった時、宅内装置の相談ボタンを押すことで、ALSOKのセンターにいる看護師と相談できる。
3.家の中で無事に生活しているかどうかのチェック
 家の中での生活反応がない時、本人に何かあったかもしれないと判断し、緊急時と同じように警備員が駆けつけてくれる。
4.認知症の見守り
 家から外に出て行ったかどうかをセンサーによって確認し、外出したことを家族らにメールで知らせてくれる。
5.火災やガス漏れの監視
 天井に設置されたセンサー等による異常を感知した場合に、ガードマンが駆けつけてくれ、必要に応じて119番通報をしてくれる。

費用は、契約するサービスの内容によって異なるが約2,000円/月〜5.500円/月

参加者から出た感想(意見)
・緊急時にガードマンが来てくれるのは嬉しいが、いつも必ず消防署に連絡して消防員と一緒に来るということだが、消防員が来るならガードマンは必要ないのではないか?
・家の中で何かが起きているかどうかをチェックするために、トイレのドアにセンサーをつけて、一日中反応がなければ異常があったとするとのことだが、一人で家にいるときはトイレのドアをいちいち閉めたりしない事もあるので、異常があったかどうかの判断にはそれだけでは不十分ではないか?
・外出した時、センサーを首にぶら下げておく必要があるとのことだが、その場合家から50m以上離れると本人の位置を把握することはできない。今の時代GPSが普及していてスマホを持っていればどこにいるか判断できると思うので、スマホを使ったサービスも考えて欲しい?

そのほか、ALSOKの担当者Y氏と色々意見交換をしました。

今後、わたしたち地域の住民としてできることと合わせて、ALSOKのような見守りサポートをしてくれる企業との連携ができたらいいと思いました。